|
Deep Listening Method ディープリスニングメソッドDEEP LISTENING ディープ・リスニングとは?「DEEP LISTENING」とは、元上智大学教授のグレゴリ−・クラーク氏が、外交官時代に短期間でロシア語、中国語、日本語をマスターしたときに発見(開発)した方法です。 英語を聴き流すのではなく、 集中して聴くことで、潜在意識レベルで英語を理解する力を養う方法です。 この方法は、クラーク氏が上智大学で教鞭をとっているときにも用いており、効果のほどはすでに実証済みです。 ポイントは、 ● 教材の量をしぼり、 ● 理解できるまで徹底的にリスニングを行った後に、 ● テキストを見て確認し、 ● 口に出して定着させる ことです。 未知の英語を何度も聴きながら、辞書を片手に英文を解読していくプロセスは、暗号解読と似ており、クラーク氏は当初この学習方法を「暗号解読法」と命名していました。 また、内容をよく理解した英文を口に出して定着させる方法は、同時通訳の草分け的存在である國弘正雄氏が提唱した「只管朗読」(直読直解の能力を身につけるために英文を100回くらい繰り返し読む方法)にも通じるものがあります。
DEEP LISTENINGは、なぜ効果が高いのか? それは、耳で聴く→目で確認する→口に出すという順序を重視し、それを繰り返すことで潜在意識に英語回路が自然に構築されるからです。(詳しいメカニズムは上記の本を参照) とくに最初の暗号解読の場面では、今まで経験したことがないほどに英語に集中している自分自身に気づきます。 この集中が、英語を表層意識ではなく、もっと深い潜在意識で理解することを可能にさせます。 そして自分で解読し、よく理解 したテキストを只管朗読でさらに潜在意識に定着させることで、ますます効果は高まります。 ディープ・リスニング法では、記憶力が良いに越したことはありませんが、従来の暗記重視型の英語学習と違って、暗記がすべてではありません。 暗記による学習は、表層意識における学習なので、労が多いわりには定着率が悪く、いざというときに使えない上、時間とともに簡単に忘れ去られてしまいます。 ディープ・リスニング法の特徴は、ほとんど英語で話す機会がなくても、必要に迫られて話す段になると、数分で英語回路が働き出し、英語の知識というよりも、英語の感覚がよみがえってくるということです。 これは、英語回路がある程度潜在意識にできあがっているからで、英語力の回復が簡単になされるからです。 語学学習のポイント: 繰り返し聴くことから始める |